⑤5ヵ国ヨーロッパ周遊旅行!女性一人で海外へ。5日目【チェスキークルムロフ】

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ヨーロッパ旅行5日目。
4時半起床。まだ外は真っ暗です。今日は楽しみにしていた場所、チェスキークルムロフへ行きます。チェスキークルムロフは世界一美しい街と評される有名な世界遺産で、観光だけなら1日で十分周れるらしく日帰りで行く事にしました。
プラハからチェスキークルムロフ行きのバスチケットは公式サイトかOmioというアプリから買えるのですが、公式サイトは英語表記なため日本語表記のOmioの方が分かりやすかったので私はOmioからREGIO JETのバス(往復3192円)を予約しておきました。行きのバスは7時発なので遅れないようにしないと。

まずは朝ごはん。今日は昨日の高野豆腐と白ご飯です。外ではジャンクフードばっかりなのでホテルではシンプルに済ませました。が、すでに肌荒れが始まっています(涙
食事と時差と硬水にやられています(T_T)
プラハからチェスキークルムロフまでバスで2時間50分かかるので念のため酔い止めも飲んでおきました。

おやつにゆで卵と昨日買ったクロワッサンも持っていくことにしました。準備ができたら出発です。

出発

6時出発。外に出るとまだ真っ暗で誰もいません。

海外で真っ暗な中1人で歩くとか危ないかな…と不安になりつつ早歩きで駅を目指します。
初めてのローカルバス・電車に乗るので緊張と興奮と不安でソワソワ。

電車

昨日チェックしておいたナーロドニー・トルジーダ駅に到着。ここまで歩いてくるとこれから出勤する人たちがちらほらいました。みんな朝早いですね。

30分チケット30CZK(約186円)を購入。視察でチケットの買い方を見ていたので無事買えました。プラハは地下鉄、バス、トラム全て同じチケットで時間内乗り放題なのですごくわかりやすくてありがたいです。

↓チケットについて分かりやすく紹介している記事がありました

2024年:プラハ市内の地下鉄・トラム・バスの乗り方
プラハ観光で欠かせない公共交通機関の乗り方やチケットの買い方を解説!プラハでは地下鉄、バス、トラムの乗車券は共通で相互に利用できます。また、チェコでは駅に改札がありません。代わりに刻印機に乗車券を通して有効化する必要がありますのでご注意くだ...

打刻したら駅のホームへ向かいます。

チェスキークルムロフ行きのバス停があるアンデル駅行きのホームを確認。

思った以上に近代的な駅です。たぶん1番ホームで合ってると思うけど、念のため駅にいたサラリーマン風の男性に聞いてみました。
「アンデル駅に行きたいのですがどっちのホームですか?」
「アンデル駅行きは1番ホームだからあっちだよ」
合ってたー。良かった。

グーグルマップではあと5分で電車が来る事になっているけど時間通りにくるのか…。ヨーロッパだしなぁ…と思っていたら定刻通り来ました。ありがたい。

車内は少し混んでいましたが席が空いていたので座れました。まだ6時半前なのに結構乗っています。日本みたいなスーツ姿の人が全然いない。みんな私服で働いてるのかな?

アンデル駅は5個目なので間違えないようにしないと。一応車内放送を聞いてみると意外と駅名が聞き取りやすくて助かりました。

初日から思っていたのですがリュックサック or 斜め掛けカバン率が想像以上に高いです。ヨーロッパなのでリュックは危険かな?と思ってボディバッグをわざわざ買ったけど、いざチェコに来てみるとほとんどの人が使っていませんでした。ヨーロッパはスリが多いからカバンは体の前にもってこないとダメだと思っていたのにびっくり。カバンを前にしている方が「私は観光客でお金をたくさん持っています」感満載で…。意外です。
なので私も今日はリュックサックにしました。だんだん馴染めてきてる気がします。

バス停

無事アンデル駅に到着!次はバス停を探します。

案内表を見るとBUS Terminalが右に書いてあるのでたぶん右かな。ホームを上がるとまた案内表がありました。

E5出口もE4出口もバス停っぽいなぁ。とりあえずE5出口へ向かってみることに。

おー!バス停に着いた!!良かったー。次はチェスキークルムロフ行きのバス乗り場を探します。ウロウロと歩いてみたけど思った以上にバス停が広くて乗り場が見つからない。
え、乗り場どこ?
ロータリーの端の方に大量にバスが停まっていて、チェスキークルムロフ行きの看板が出てるバスを見つけたけど運転手がまだいなくて、出発前の駐車場に停まってるだけでした。乗るバスは見つかったけどバス停が分からず。

とりあえず人に聞いてみようと思い、近くにいた女の人に声をかけてみました。
「チェスキークルムロフ行きの乗り場ってどこですか?」
とスマホからモバイルチケットを見せながら聞いたのですが「分からない」と言われてしまい。
マジかー。どうしよう。さっき見つけたバスが動き出したらダッシュする?でもあのバスじゃなかったら…(涙
スマホを見ながらうなだれていたら
「Can I help you?」
とすぐそばにいた男性が声をかけてくれました。スマホのモバイルチケットを見せて
「このバスに乗りたいんですがバス停が分からなくて…」
と伝えると、
「Ok。ちょっと見せてね」
と言って彼が私のスマホを持ったので「あ、やばい取られる…!」と警戒したら
「あ、スマホは離したらダメだよ。自分でしっかり持っててね」
と言ってくれました。ヨーロッパはスリが多いのであえて声をかけてくれたみたいです。
「乗り場は分からないけど、あそこにあるバスだから動き出したら停まったバス停に行けば十分間に合うよ」
と言ってくれました。やっぱりあのバスで合ってたんだ。良かった。
「ありがとうございます!本当に助かりました」
「楽しんできてね!」
と笑顔で握手。男性のバスが先に来たのでそこでお別れしたのですが、バスが見えなくなるまで手を振ってくれて少しでも疑ったのが申し訳ないくらい優しい人でした。

日本にいる時に私は困ってる人がいたら声をかけていたのかな。たぶん気づかないフリをして通り過ぎていたんだろうなぁ。こうゆう優しさに触れると私も優しくなろうと思えました。本当に感謝ですね。

まだ少し時間があったのでバス停を周ってみる事にしました。グルっと端の方まで歩いてみると1番端の目立たない所にチェスキークルムロフ行きのバス停を発見!

看板をよく見ると小さい文字で”SMER/DIRECTION Český Krumlov”と書いてありました。見つかって良かったぁ。

15分ほど待っていたらバスが来ました。ミラーが耳っぽくて可愛い。

モバイルチケットを読み込んでもらって予約していた席へ。

無事座れました。良かったー。初めて電車とバスに乗ってすでに大冒険した気分です。

行きの飛行機同様、また隣がいなくてラッキー。

7時ちょうどにバスが出発。ここから約3時間の旅が始まります。外を見ると朝日が出始めていて空がすっごくキレイ。無事乗れた安心感もあってさらにキレイに見えました。

朝早かったし、バスの揺れでウトウトしてしまったのですが海外のバスで寝るのは危険すぎる…と思い周りを見たら全員爆睡していました。あ、そんな感じ?リュックの件といい、思ってたヨーロッパと違い過ぎて拍子抜けです。

1時間半ほど走ったらピーセクという小さい町に到着。ここのバス停で人が何人か乗ってくるみたいです。

私の隣の席に50代くらいの男性が座りました。
「Dobré ráno」
とチェコ語であいさつしてくれたのですが、焦ってしまい
「Hi」
としか返せず。せっかくチェコ語の挨拶を覚えてきたのに生かせず悔しい。

バスが動くまで少し時間があったのでピーセクを調べてみることにしました。ピーセクは古き良き小さな町で、カレル橋より古いチェコ最古の橋があったり、無料の教会の塔ツアーがあったりするみたいです。なんだか可愛い街っぽい。いつかまたチェコに来た時は立ち寄ってみようかな。

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事件発生

9時50分。いよいよチェスキークルムロフが近づいてきました。チェスキークルムロフにはバス停が2か所あって、Cesky Krumlov Spicak駅(北側のバス停)→Český Krumlov AN駅(東側のバス停)の順で停まります。ほとんどの人が東側のバス停で降りるのですが、北側のバス停に到着した時に降りる準備をしていたアジア人カップルがいました。ここで降りるのは珍しいなぁ。と思っていたらそのカップルが降りる前に突然バスが発車。あれ?大丈夫?
「降りるから止めて!」
とアジア人男性が大声で言っていたけど運転手は
「No」
の一点張りで運転続行。
「何で行くんだよ!降りるってば!」
っと叫びながら男性が運転席まで来てたけど運転手は
「No」
の一言。降りるアピールに気づかなかった?それとも準備が遅かったから?発車した原因はわからないけど、ヒートアップしていく乗客を見て周りの人が
「ここはヨーロッパよ」
ってたぶん言っていました。確かに降りる準備が遅かったのかも…とも思ったけど、日本だと絶対発車せず待つんだろうなぁ。アジア人差別でもなさそうだったし男性の英語は上手だったのでコミュニケーションは問題なさそうだったけど、きっとヨーロッパのルールがあるんだろうな。

バス内に微妙な空気が流れつつ、興奮した時にスラスラと英語が出るのはかっこいいなぁと思ってしまいました。感情的になるのはそもそも良くないけど自分の感情を英語でうまく伝えられるようになりたいですね。

チェスキークルムロフ

一悶着ありつつ無事Český Krumlov AN駅(東側のバス停)に到着しました。降りる時に運転手に
「帰りのバス停はどこですか?」
「プラーグ行きは7番だよ」
と教えてもらいました。英語の発音はプラハじゃなくてプラーグなのか。なるほど。

外に出て周りを見渡すとゴミ一つ落ちていない高級住宅街のような雰囲気。バス停の周りもすごくきれいです。

さっそく街へ向かおうと思ったのですが、どうしてもトイレに行きたくてトイレ探しから始めることに。すぐ近くにガソリンスタンドを発見。

給油もしていない徒歩の私がトイレを借りるのは…と思いつつショップの中に入ると目の前にトイレを発見!使っても良いかスタッフに聞こうと思ったけどなぜか不在。海外ではショップを利用していないのにトイレだけ借りるのはさすがにダメだと分かりつつ、尿意に負けて使わせてもらう事にしました:-(
さすがに申し訳ないのでショップに売ってあったチュッパチャップス15.9CZK(約98円)を購入しました。これで許してもらおう。

さて、改めて出発。チュッパチャップスを食べながらグーグルマップを見て街へ向かいます。

街並み

街へ向かう途中でフォトスポットを発見しました。

おー!街が一望できてすっごくキレイ!これがチェスキークルムロフか。周りより高い建物はチェスキークルムロフ城と聖ヴィート教会かな。本当に1人で来れたんだなぁ。やるじゃん私。

街の中に入るとだんだんと絵本の世界みたいになってきました。さすがユネスコ世界遺産に登録されているだけあって、中世の面影が色濃く残っています。

ブルタバ川。景色も水の音も緑の香りも全て美しい。のどかですね。

チェスキークルムロフ城

少し丘を登るとお城の入り口がありました。

さっそく中に入ろうかと思ったのですが、手前の庭園があまりにもきれいだったので休憩することにしました。

木漏れ日が美しすぎる。ここで持ってきたゆで卵とクロワッサンを食べることにしました。
世界遺産なのにすごく静かだし、風でサーサーと葉がこすれる音がしていて、こんな景色の中で食べられるなんて贅沢だなぁ…とうっとり。
「幸せだなぁ」
と思わず声が出ていました。日本で仕事をしていた時はこんなに時間がゆっくり流れているなんて感じられませんでした。毎日が必死で余裕がなかったんだろうなぁ。

しばらくボーっと過ごしていたら中国人系の女性が映え写真を求めて私の近くで写真を撮りまくり始めました。声が大きくて景色どころではなくなってしまい…(笑
つ、辛い…。たぶん100枚以上撮っていたんじゃないかな。中国語って発音に抑揚があって早口だからどうしても耳に入ってきてしまいますね。

気を取り直してお城の中へ入って行く事に。入ってすぐの中庭に噴水があってすっごくオシャレ。コスプレしてる人もいました。

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騙し絵の壁

有名な騙し絵の壁がある中庭にきました。レンガ造りと見せかけて実は全て手書きです。

騙し絵になった理由は建築した当時は資金が足りなかったとか、当時の流行だったとか色々諸説あるみたいです。

遠くから見るとあんまり違和感はなかったけど、近くで見ると描いた感があって面白かったです。

次はチェスキークルムロフ城の塔に登ります。この塔はチェスキークルムロフの町並みを一望できる絶景ポイントで絶対に来たかった場所なのですごく楽しみ。
まずはチェスキークルムロフ城の塔に登るチケットを購入しないといけないのですがチケット売り場が見つからない。またこのパターン(笑
本当分かりにくいんですよね。
ウロウロしていたら”TICKET OFFICE”と書いた小さい看板が出ていました。

ドアを開けて中に入るとチケット売り場がありました。塔&博物館のチケット280CZK(約1741円)を購入。前は塔だけのチケットもあったみたいですが、今は博物館とセットのチケットのみだそうです。

塔の手前のゲートでチケットのQRコードをかざして中へ入っていきます。さっそく薄暗い階段が。

頂上に行く途中に展示フロアがありました。塔の歴史や復旧作業中の写真が飾られていました。塔は1581年から1590年頃のものみたいです。

どんどん登っていきます。上に登るにつれて通路が狭くなってきました。

登り始めて約10分。ついに頂上に到着!

キレイすぎて言葉が出ない。

空ってこんなに広かったんだなぁ。

こんなにきれいな場所なのに観光客で溢れていなくて、多くても4~5人くらいしか塔の上にいなかったので自然と観光客同士で写真を撮ったり話したりしていました。景色も人も空気も全てが素晴らしすぎて、時間が経つのを忘れそう。

少しすると関西弁の女性2人組が登ってきて、「キレイやなぁ」「最高やなぁ」「もういつ死んでもええわぁ」と話していました。話しかけなかったけど「分かる分かる(笑」と私も頷いていました。プラハでもちょこちょこ日本人がいたし、意外と日本人がいるんだなぁ。

それにしても本当にキレイ。ボーっと景色を見ているだけなのに心が洗われていく感覚です。気づけば30分以上この景色を見ていました。
名残惜しいけどそろそろ下へ降ります。

と、ここで痛恨のミスをしてしまいました。購入したチケットは塔と博物館に行けるものだったのに博物館に行くのを忘れてしまい…。やってしまったぁーー。塔に登って満足してしまった。チケット売り場の隣の部屋から博物館へと行けるみたいです。これはまたいつかリベンジしなくては。

博物館についてはこちらのブログで紹介されていました。

チェスキークルムロフ観光 #7 城の博物館見学 - ドイツ生活 徒然記
前回チェスキークルムロフ城の塔に登った話を書いたのですが、今回は城の博物館についてです。以前は塔だけ入場できるチケットが販売されていたのですが、2019年の9月現在「塔&博物館」のセットチケットのみ買うことができます。ということで早速博物館...

クロークの橋

博物館に行き忘れている事に気づかないまま、チェスキークルムロフ城と旧市街を結ぶクロークの橋(正式名称:プラーシュチョビー橋)に来ました。

18世紀に完成した橋で、その独特な構造と美しい景観でが特徴です。ヨーロッパらしいアーチが良いですね。

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ボタニクス

次はチェコに来たら行きたかったお店【Botanicus】へ。ボタニクスはチェコ発のオーガニックスキンケアブランドで、石鹸やオイル、スキンケア用品などを取り扱っているブランドですごく人気があるそうです。お土産にもいいなぁと思い気になっていました。
スヴォルノスティ広場より少し南にあるのでグーグルマップを見ながら向かいます。お店までの道中もおとぎ話に出てきそうな雰囲気で可愛い。

到着しました。レトロな外観で中は空いていそうです。

さっそくお店の中へ。とっても良い香りがお店中に広がっていました。

中は結構広くてたくさんの石鹸やスキンケア用品が並んでいました。可愛く包装されてお土産にもいい感じです。値段は大きい石鹸だと169CZK(約1079円)くらいでした。石鹸にしてはちょっと高いけど、オーガニックだしホホバオイルやヨーグルトなど色々使っていて香りもすごく良かったのでありかな。自分用とお土産用に4個購入しました。

ちなみに日本にもボタニクスのお店が1店舗だけあるのですが、同じサイズで値段は約2倍だったので欲しいものがあるならチェコで買うのがおすすめです。

拷問博物館

チェスキークルムロフの中心にあるスヴォルノスティ広場に戻ってきました。カラフルな建物と青空が映えますね。

こんなに可愛い広場の前に拷問博物館があります。ヨーロッパ中世といえば拷問ですよね。せっかくなので入ってみることにしました。

博物館のエントランス。入る前からゾワッとします。

チケットは150CZK(約942円)でした。さっそく中へ入っていきます。

階段を下って地下に行くとさっそく拷問中の人形がありました。

拷問器具の展示。

iPhoneで撮影しているのでかなり明るくなっていますが、実際はもっと真っ暗でした。口コミでは全然怖くないし人形もチープでつまらないって書いてあったのに、お客が私1人だけという事もあり想像以上に怖いかも…。内臓ぐちゃぐちゃとかエグイ系ではなくて、別の意味で怖い感じ。地下なので空気はジメジメしているし、悲鳴や鞭で打つ音がずっと流れていてました。

隣の部屋へ。

色んな部屋から男女の悲鳴が聞こえてきて、暗い空気が流れていて何とも言えない居心地の悪さ…。これは1人だとちょっときつい(汗

熱くなった石を押し付けられる拷問人形。これが500年前には実際にあったと思うと恐ろしすぎる。本当にこの場所で拷問が行われていたのか、たまたまこの地下に博物館を作っただけなのか…。

その他に鞭打ち、火あぶり、餓死などたくさんの拷問人形がありました。人形と分かりつつもかなり息苦しかったのでサクサク見て出口へ。やっと外だ(*_*)
20分くらいで見終わりましたが、怖いというより息苦しい感じでした(汗
誰かと一緒に来るか他のお客さんがいた方がゆっくり見れるかもです。

聖ヴィート教会

広場から少し東側にある聖ヴィート教会へ。

中はひんやりとした空気が流れていてとっても静か。神聖な空間が広がっていました。

教会に来た人達は静かに扉を開けて無言でお祈り、そして静かに出ていっていました。プラハ城の聖ヴィート大聖堂のような豪華さはないものの、これぞ本物の教会といった感じです。

マヌファクトゥラ

次は私が行きたかったもう一つのお店、マヌファクトゥラへ。
ボタニクスと同じオーガニックコスメとして有名で、ここも自分用やお土産にぴったりらしいので気になっていました。

ブルタバ川を渡って少し歩いたところでお店を発見。外観がめちゃくちゃ可愛い。

店内は全体的にピンクの花柄で統一されていて、お姫様の部屋といった感じ。

「分からないことがあれば何でも聞いてくださいね」
とスタッフの方が声をかけてくれました。何がおすすめか聞いてみたら定番だけどリップとハンドクリームが1番人気だと教えてくれました。値段的にも買いやすいし使いやすいですね。テスターも使わせてくれてとっても親切ですごく好印象でした。せっかくなのでリップ140CZK(約880円)を購入することに。使うのが楽しみ。

クレジットカードで支払おうと思ったのですが機械が壊れているらしく、現金のみという事でユーロで支払ったらチェココルナでおつりがきました。計算の仕方が分からなくておつりの金額が合っているのか確認できず。まぁいっか。

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Kafemlejnek【カフェ】

少しお腹が空いてきたので川沿いにあるKafemlejnekというカフェへ。

中に入るとスタッフがすぐに来てくれてテラスへ案内してくれました。少し混んでいたのですが川沿いの席が1つだけ空いていました。ラッキー。

良い席に座れまいた。景色最高です。メニューをもらってコーヒー89CZK(約556円)とヨーグルト129CZK(約805円)を注文。すぐにコーヒーがきました。

少し肌寒いけど川の音を聞きながら緑の香りを感じてコーヒーを飲む。なんて贅沢な時間なんだろう。テラスも本当に静かで、みんなのんびりチルしていました。

新しいお客さんで60代くらいのご夫婦がテラスに来たのですが、席が満席だったので
「相席いいですか?」
と聞かれました。
「もちろんどうぞ」
と返事。挨拶した後そのままの流れで3人で話す感じになりました。ご夫婦はドイツから旅行で来ているらしく、ここから車で2時間くらいのところに住んでいるのでよく来るみたいです。うらやましい。

いろいろと話している間にヨーグルトがきました。

固めのヨーグルトとフルーツ、グラノーラがたっぷり。最高に美味しい。外食はずっとこってりした食べ物ばかりだったので久しぶりのあっさり?した食事で嬉しい。

ドイツ人夫婦と相席になりましたが、喋り過ぎず、でも沈黙でもない。何とも言えない心地よい空間でした。

ブルタバ川

カフェの後、帰りのバスの時間までまだ2時間ほどあったので街を散策することにしました。街の主要な場所は一通り周れたし、観光だけなら日帰りで十分そう。夜も楽しみたいし次来るなら1泊してみたいなぁ。

チェスキークルムロフ城を眺めてみたり。

つい通りたくなるような細い道を通ってみたり。

橋を渡ってさらに南へ行ってみるとホテルや小さなお店が少しあるくらいでスヴォルノスティ広場ほど賑わっていませんでした。ホテル街なのかな。

川沿いに戻ってきて歩いていたらベンチを見つけました。せっかくなので休憩することに。水の流れる音を聞きながら可愛い街並みを目の前に最高に癒されます。

少しボーっとしていたらドライヤーの件を思い出したのでメッセージをチェックすると、オーナーから返事が来ていました。
「ご迷惑をおかけし申し訳ありません。すぐに別のドライヤーをハウスキーパーに持って行ってもらうのでご安心下さい」
とメッセージが来ていました。丁寧だし対応が早くて◎。最初から言えばよかったなぁ。

聖ヴィート教会へ寄付

再び聖ヴィート教会へやってきました。
明日からオーストリアへ移動するので、余ったチェココルナを教会へ寄付することに。

少ない金額だけど美しい街や教会のために使ってほしいですね。

有料トイレ

16時過ぎ、そろそろ街を出てバス停へ向かうことにしました。帰りのバスは17時発を予約しています。プラハまで約3時間かかるのでトイレは済ませておこうと思い初めて有料トイレへ行ってみました。入る手前にゲートがあって、カードが使用できたので10CZK(約62円)をカードで支払いました。カードが使えるのはありがたいですね。中は日本の駅のトイレのような感じでした。壁も便器もちょっとくすんだ白色で、古いけど清潔感ありです。

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バス停

16時半にバス停に到着。電光掲示板に17時プラハ行きが出ていたのでここで合っているはず。バスが来るまで少し待ちます。

16時50分にバスが来ました。帰りもREGIO JETです。

モバイルチケットのQRコードを見せたらなんとエラーが。え、帰れない?と思ったら行きのチケットを見せていました。焦ったー。無事読み取れて車内へ。

なかなかしっかりしたシート。座り心地はよさそうです。

席を見つけました。窓側を予約したつもりだったのですが通路側でした。
17時ちょうどにバスが出発。本当に時間通りでびっくり。日本みたい。

チェスキークルムロフとついにお別れです。初めて1人で大冒険をした街だったのですごく緊張しましたが、絵本の世界のような素敵な街でした。本当に来てよかった。

プラハ到着

19時50分にプラハに到着。無事帰ってこれました。もう辺りは真っ暗です。

行きと同じルートで電車に乗ってホテルの最寄り駅まで戻ります。
遅い時間だけど女の人もたくさんいて危ない雰囲気は全然なさそう。

無事ナーロドニー・トルジーダ駅に戻ってこれました。見慣れた景色に一安心。

ホテルに戻る前にどうしても水が買いたかったのでお店を探すことにしました。遅い時間なのでスーパーは空いていないためお土産売り屋っぽいお店へ。男性スタッフ2人だけでレジでひそひそ話をしていて、普通のお店だけど何やら怪しい雰囲気…。さっさと買ってお店を出ようと思い、500mlの水をレジに渡してカードで支払ってすぐ出ました。
が、支払った金額を見るとなんと130CZK(約816円)でした!高っ!ぼったくりか…?とも思ったけど、たぶんWEED STORE(大麻ショップ)っぽかったので、全体的に高かったような気がします。買う前に金額を確認すればよかった。危険な目にあったわけではないので良かったけど、すっごく損した気分です。

ホテル到着

20時半前に無事ホテルに到着。帰ってこれて良かったぁ。
部屋に入るとテーブルに新しいドライヤーが置いてありました。

どこに置いておくんだろうと思っていたけど、そりゃスタッフなら部屋の中に入るよね。念のためスーツケースに荷物全部入れてカギをかけておいて良かった。

とりあえずシャワーを浴びて一息。ドライヤーは文句なしの風力です。
ドライヤーをしながら今日の振り返りをしていました。初めてのローカルバスや電車に乗ったり、暗い街を1人で歩いたり。英語だけの環境で本当に大冒険だったなぁと改めて実感します。意外とこなせるんだと実感しました。

明日はいよいよオーストリアに行きます。荷物をまとめて準備をしてすぐにベッドへ。



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