根津美術館へ行ってきました【感想まとめ】

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先月、東京の根津美術館へ行ってきました。
根津美術館といえば古美術品や庭園が有名で、大都会の真ん中にあるとは思えないほど静かな美術館です。イギリスのチャールズ国王が皇太子のころに訪れた事でも有名です。
東京へ行く機会があればぜひ行ってみたい美術館の一つだったので、感想などまとめてご紹介したいと思います。

古美術品とは

まず、古美術という言葉は何となく聞いたことはあるけど具体的にどういったものかよく分からない…という方がほとんどではないでしょうか?

古美術とは、骨董品より美的鑑賞に重きを置いた作品の事を示します。代表的なものとして茶道具、陶磁器、工芸品、絵画などが挙げられます。

つまり、古美術とは観賞目的が強い骨董品の事で、製造から数十年以上経過した作品群の中でも美的鑑賞に重きを置いたものの事を示します。ただ、定義が主観的できっちりと線引きが出来ないので、ほぼ骨董品と近しいものと言ってもいいかなと思います。

根津美術館

実業家であった初代根津嘉一郎(ねづ かいちろう 1860~1940年)によって蒐集された日本・東洋の古美術品コレクションの保存・展示のために設立された美術館です。1941年に設立後、第二次世界大戦を乗り越え2006年に改装し、現在の建物となりました。

所蔵品の数は現在約7600件で、仏教絵画、写経、水墨画、近世絵画、中国絵画、漆工、陶磁、刀剣、中国古代青銅器など、日本・東洋美術の幅広い分野の一級品が揃っています。

初代根津嘉一郎は若いころから古美術品に関心があり、それらのコレクションを単に秘蔵するのではなく、「衆と共に楽しむ」ことが初代嘉一郎の願いであった事からできた美術館です。

詳細情報

住所東京都南区南青山6丁目5-1
電話番号0334002536
営業時間午前10時~午後5時
定休日月曜日
入館料(コレクション展)一般 1100円
学生 800円
入館料(特別展)一般 1300円
学生 1000円
駐車場あり

表参道駅から徒歩5分で着きました。

外観

美術館の入口。
竹林がとってもオシャレ。

美術館入口までの道。根津美術館の顔と言っていいほど美しい通路です。この通路は無料で通れるので写真を撮っている方がたくさんいました。

館内

入館料を払うともらえるチケット。デザインが可愛い。

館内に入ると最初に展示してある弥勒菩薩立像や如来立像の彫刻。

菩薩の頭部が展示されてる…とびっくりしましたが、線の柔らかさや宝珠をあしらった髪飾り、切れ長の眼など堂々とした姿がとても神々しい。光の入り方もとてもキレイ。

1階と2階に展示室があり、書蹟や考古が展示されていました。
古代中国の青銅器。

黄金に輝いたイギリスの宝飾時計。

私が行った時はちょうど企画展【遊びの美】が展示されていました。

蹴鞠や乗馬、狩りの様子を描いた屏風などが展示されていました。中は写真撮影が禁止だったのが残念。

展示品は時期によって内容が変わるので、何回行っても楽しめるようです。

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庭園

館内を見終わったら次は庭園へ。
根津美術館の庭園には4つの茶室があったり、さまざまな石造物が展示されているみたいです。

外へ出た途端、道が3本に分かれていてどっちが順路なのか全く分からず。とりあえず目の前の道を進んでみる事に。

象の石造物。
うーん…。美術品って難しい笑

石畳の上を歩いて奥へ。全体的に道が狭くて入り乱れていました。

茶室。
中には入れませんが結構大きい建物です。

茶室の目の前は池がありました。

さらに奥へ行くと広い道に出ました。右側にまた茶室があります。

思わず声が出てしまうくらい、とんでもなく大きい五輪塔。2mくらいありました。

両側に石造が飾られた道。千と千尋の神隠しっぽい雰囲気。

庭園も有名な美術館だったので足立美術館のような感じかと思っていたのですが、もっと自由に展示されていて少しごちゃっとした印象でした。私が行ったのが1月だったので、春から夏に行けば色んな花が咲いて鮮やかなのかもしれません。

庭園自体が迷路のようになっているので色んな景色が見れて面白かったです。

NEZU CAFE

庭園の中にある大人気のカフェ。外の景色を見ながら食事ができるので結構並んでいたため今回は断念。

値段はお高め。

所要時間

そこまで大きな美術館ではないので1時間~2時間ほどあればゆっくり見て周れます。

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感想

なんといっても入口までの道が本当に美しかったです。
入館料を支払わなくても見る事ができるので行く価値ありです。

館内の展示品は古美術品なので少し難しい印象。古美術品とは何が見どころなのかなど、少し下調べした方が面白さが分かるのかなと思います。庭園に関しては道が狭いので天気が良い日がおすすめ。少しごちゃっとした印象ですがジブリの世界感があって面白かったです。

若い頃から仏像に興味があり、集めたいという所が一般庶民とは感覚が違うというか、歴史に名を残す人はやはり感性が違うのかなと思いました。

まとめ

いかがでしたか?

古美術品なんて難しそう…と思ってしまいますが、歴史を知ればその時代の見方がガラッと変わるので興味がない方も試しに1度行ってみてほしいと思います。



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