5ヵ国ヨーロッパ周遊旅行7日目。
朝起きると部屋が暖かい…?あ、今日からオーストリアだからか。チェコはかなり寒かったし乾燥していたけど、10月のオーストリアは日本の11月くらいの気候なので全然マシです。
今日の予定は溜まりまくった洗濯物を洗わないといけないのと、夜はウィーン国立歌劇場で白鳥の湖を鑑賞します。初めてのコインランドリーはちゃんと使えるのか。ドキドキです。
Green & Clean【コインランドリー】
午前中のうちに洗濯物を片付けたかったのでホテルから歩いて20分くらい先にあるコインランドリー”Green & Clean”へ向かうことにしました。
外に出てみると少し曇っているけどそこまで寒くないです。
ホテルのすぐ横にスーパーマーケットがありました。帰りに寄ってみようかな。

上を見上げるとチェコでは見なかった電線がたくさんありました。電線がなかったらもっと景色がキレイなのになぁ。もったいないですね。

車が走る道路は石畳だけど歩行者の通路はコンクリートになっています。これは嬉しい。すごく歩きやすいです。

景色を見つつ20分ほど歩くとコインランドリー”Green & Clean”が見えてきました。

中は思った以上に広くてキレイ。清潔感があるし機械も新しそう。奥が洗濯で手前が乾燥機です。

お店の真ん中に端末があって、ここで支払いなどするようです。端末の隣には飲み物やお菓子も売っていました。フリーWi-Fiも飛んでるし洗濯している間はここで待てそう。

とりあえず使い方を確認することに。

①機械を選んで洗濯物を入れる
②端末で機械の種類と番号を選択し支払う
③洗濯プログラムを選ぶ
④OKまたはスタートを押して洗濯開始
なるほど。意外といけそう。とりあえず洗濯の機械を選んで洗濯物を入れてみました。8番にしようかな。

番号を確認したら端末へ。

ドイツ語だ…。英語に切り替えれそうだけどこのまま進んでみることに。
まずは1番左のWashを選択。すると機械の番号が出てきました。

さっき洗濯物を入れた8番を選択。支払い画面になりました。

クレジットカードを選んで右下のピンクの支払うボタンをクリック。

支払いの画面になったのでスマホのタッチ決済で無事支払いができました

支払い完了の画面になったので8番の機械に戻ります。
次はどのモードで洗うのか決めないといけないのですが、どれが良いのかさっぱり分からず。

たぶん40°くらいで良いと思うけどとりあえず60°にしてみました。

これでOKを押すとドラムが回り始めました!やったー。思った以上に簡単でした。良かったー。残り時間38分と出ていたのでお店の中で待つことに。外を見ると雨が降り始めていました。雨が降ると思っていなかったから傘持ってきてないのになぁ。雨が止むことを祈りつつ店内で待ちます。
YouTubeを見たりインスタを見たりしていると表示通り38分で機械が止まったので終了したみたいです。よし、次は乾燥機だ。15番にしようかな。

さっきの端末でドライを選択すると使う乾燥機の番号を選ぶ画面になりました。30分か10分を選べるみたいなので15番の30分をクリック。

そうするとさっきと同じ支払う画面になったのでタッチ決済で支払い完了!めっちゃ簡単だ。
乾燥機に戻ってモードを選ばないといけないのですが、ここでも温度を選べるみたいです。どれが良いのかよく分からないので60°を選んでスタートボタンを押すと乾燥が始まりました。

おー!海外に来て初めてのコインランドリー無事成功!良かったぁ。
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BILLA【スーパーマーケット】
外を見てみると雨が止んで晴れてきたので、乾燥を待っている間に外に出てみました。

ちょうど路面電車が来ていました。
コインランドリーの目の前にスーパーマーケットがあったので入ってみることに。

見たことのない野菜がたくさん置いてます。手前にゲートがあって一方通行になっていて、とりあえず中へ入ってみました。水が買いたかったのですがチェコの時みたいに炭酸水を選ばないようにしなくては。
ホテルに置いてあった水と同じ物がありました。

これなら確実にただの水だと思うけど、念のため近くにいたお客さんに
「ミネラルウォーターがほしいんですが、これで合っていますか?」
と聞いてみました。
「そうだよ。”ohne”って書いているやつは炭酸が入っていないやつだよ」
と教えてもらいました。なるほど。めっちゃ有力情報ありがとう!
後から分かったのですが、ヨーロッパではミネラルウォーターは炭酸水と炭酸無しの水の総称みたいで、”ミネラルウォーターがほしい”というとどっちの事を言っているのか分からないみたいです。だからチェコで間違いまくっていたのかな。
私「これはミネラルウォーターですか?(炭酸無しが欲しい)」
スタッフ「はいそうですよ。(炭酸ありのやつね)」
っていう会話になっていたのかな。
欲しかった水を買えたのでコインランドリーへ戻ります。ちょうど乾燥が終わっていて洗濯物を確認するとばっちり乾いていました。初めての海外コインランドリー大成功です。洋服のストックも回復したし一安心。
ANKER【パン屋】
ホッとして外に出るとさっきよりも晴れていました。

ヨーロッパらしい景色で素敵です。路駐はチェコと同じで多いですね。というかヨーロッパは路駐が当たり前らしいです。
帰り道でパン屋を発見。立ち寄ってみました。

種類はそんなに多くないけどせっかくなので1つ購入。ホテルに着いてから食べようかな。
BILLA【スーパーマーケット】
ホテルのすぐそばまで帰ってきました。

行きは曇りだったけどばっちり晴れたのでヨーロッパらしい景色がすごくキレイ。電線が気になりつつも、やっぱり良い雰囲気です。
せっかくなのでホテルの隣にあったスーパーマーケットにも入ってみることにしました。

中はさっきのスーパーとほとんど同じでしたが、こっちの方がちょっと品揃えが少ないかな。サラダや野菜が量り売りではなくパック売りでありました。チェコではほとんどの野菜が量り売りだったので、計りの使い方が分からず買い物が大変でしたがパック売りはかなり助かります。パックサラダ、生ハム、トマト、バナナ、パンなどを購入。16.32ユーロ(約2651円)でした。
洗濯物とスーパーの食材で大荷物になりつつホテルへ。ホテルの扉がオートロックなので暗証番号を入力しようとしたらたまたまハウスキーパーの方が玄関の掃除をしていてドアを開けてくれたので助かりました。大柄の女性で真っ白なフリフリのエプロンをしていて、イメージするハウスキーパーってこんな感じだよねって見た目でした。ここでも海外を感じれて良いですね。
昼ご飯
ようやく部屋に戻ってきました。今回の旅のビッグイベントだった洗濯も無事できたし本当良かったなぁ。一息ついてから昼ご飯の準備です。
コーヒーを入れようと共有キッチンへ。お湯を沸かしている間、昨日見つけたコンドームが気になり引き出しを開けてみることに。イタズラだったらハウスキーパーが片付けるだろうしね。
恐る恐る引き出しを開けてみると…
まだ入ってる!
やっぱりイタズラじゃなくてこれがオーストリアスタイルなのかな。日本にいる時の自分の固定概念を捨てなくては。
コーヒーを入れて部屋へ。スーパーで買った食材も出してお昼ご飯です。

路面店のパン屋で買ったパン。美味しそう。

朝ご飯みたいな内容になったけどまぁ良いでしょう。サラダのドレッシングは付属されていないので日本から持ってきた塩とオリーブオイルをかけてさっそくいただきます。
サラダは食べやすいし、生ハムがめちゃくちゃ美味しい。塩味があってサラダとよく合います。オーストリアの外の食事も楽しみです。
モンテネグロ日帰りツアーの申し込み
クロアチアに行った時にモンテネグロの日帰りツアーに参加しようと思っていたので数日前にExpediaから予約していたのですが、予約した後すぐツアー先からメッセージが来ていて
「ご予約の確認と送迎の手配のため、予約が完了したらすぐにツアー先までご連絡下さい。連絡先は下記に記載しています。」
という内容だったのでメールを送っていました。が、何日経っても返事がなく。このままだと集合場所も集合時間も分からないしどうしよう…と思い、もう一度ツアー先の連絡先を見てみると現地の電話番号がありました。連絡ってもしかして電話なのか?とはいえここにかけると国際電話になるし、そもそも電話で英語対応はさすがに厳しいなぁ。
他に連絡方法がないか色々調べていると、Expediaでは困った時のサポートでExpediaスタッフと電話かチャットで質問ができることが分かりました。

電話は国際電話になってしまうのでチャットで連絡するとすぐに返事が来ました。ツアー先から来たメッセージ内容を伝え、メールの返信が無い事を伝えるとスタッフがすぐに調べてくれました。仕事が早くて助かります。2~3分待つとチャットにメッセージが来て、メールの返信がないならやはり現地のツアースタッフと電話のやり取りになるようです。
さすがに電話対応は自信がなかったので仕方なくキャンセルすることにしました。せっかく予約したのに悔しい。
でもなぁ。やっぱりモンテネグロ行きたいなぁ。と思い、以前からブログを読んでいた”たびまみ”さんにメッセージを送ってみました。たびまみさんもモンテネグロの日帰りツアーに参加していたのですごく参考にさせてもらっていました。

ブログからメッセージを送るのは初めてだったので返事が来るか不安だったのですが、すぐに返事が来て自分が体験したツアーの予約方法やプラン内容などすごく丁寧に教えてくれました。
Expediaのモンテネグロツアーは何種類かあってそれぞれ値段や行ける場所が少し違うのですが、たびまみさんが紹介していた日帰りツアーなら問題なく参加できそうだったのですぐに同じものを予約してみました。予約するとすぐにツアー先からメッセージが来て、
「何日か後に集合場所の案内を送るのでしばらくお待ちください」
といった内容が書いてありました。
良かったー!こっちから連絡する必要もなさそうだし、無事モンテネグロに行けそうです。最初から同じプランにしておけば良かった(汗
Expediaスタッフやたびまみさんに本当感謝です。私のブログもたびまみさんみたいに誰かの役に立てていたらいいなぁ。
準備
モンテネグロ日帰りツアーも無事予約できたし、ホッとしつつ少し休憩してから活動再開です。今日は19時からウィーン国立歌劇場でバレエ”白鳥の湖”を鑑賞します。チケットは公式サイトから購入しました。

旅行1カ月前にバレエを見に行くことを決めたので、値段が高い席か安くてほぼ見えない席しか空いておらず、悩んだ結果せっかく行くなら高い席を購入することにしました。1階の前から5列目の席で175ユーロ(約28518円)もしたので思いっきり楽しまなくては。
ウィーン国立歌劇場のドレスコードは基本的には清潔であれば何でもOKで、男性ならジャケットとネクタイ着用、女性なら少し華やかな服装が良いみたいです。立見席であれば普段着の人もいるらしいのですが、私は1等席ということもありオフィスカジュアルな服装で髪型は夜会巻きにしました。そしてメイクは超超超濃いめです。オーストリアの女性陣はメイク濃いめで目鼻立ちがかなりはっきりしていたので、平たい顔族の私でも馴染めるように普段の3倍盛りくらいにしました。デパートの美容スタッフのような太眉、濃いめアイシャドウ、ガッツリアイラインで準備ばっちりです。
マリア・アム・ゲシュターデ【教会】
16時半に出発。外に出てみると雨が降っていました。

まぁまぁ降っているのに傘をさしている人がほとんどいません。普通に歩いているか、フードを被っている人ばかりです。何でみんな風邪ひかないんだろ…。
私は折りたたみ傘をさしながらウィーン国立歌劇場へ向かいます。天気のせいなのか街に人が少なくてゆっくり景色を見ることができて、これはこれで良いかな。
10分ほど歩くと教会っぽい建物を発見。

ノーマークの教会だったのですがマリア・アム・ゲシュターデという教会みたいです。まだ時間はあるしせっかくなので入ってみようかな。
中に入ると小さい教会だからか誰もいなくて中はシーンと静まり返っていました。


車が走る音も人の声もなく、聞こえるのは私の足音と呼吸音だけです。
あまりの静けさに海の中にいるような感覚でした。


キリスト教徒ではないけれど、自然とイエスキリストに向かってお祈りをしていました。心の中で唱えているのにその声ですら聞こえてくるんじゃないかというくらい静かで、神聖な空気に包まれています。
フラっと何気なく立ち寄った教会でしたが来れて本当に良かったです。
Vermählungsbrunnen【結婚の泉】
ホーアーマルクトまで歩いてきた所で大きな噴水を発見しました。

道路の真ん中にあるこの建築物は結婚の泉と言われるバロック様式の噴水で、 1744 年に皇帝フランツ 1 世とマリア テレジアの結婚を祝うために造られたものだそうです。近くで見てみるとかなり大きくて何人かが待ち合わせで使っている様子でした。
この噴水のすぐ近くにアンカー社の有名なからくり時計があるのですが見るのを忘れてしまいました。せっかくここまで歩いてきたのにもったいない(汗
シュテファン大聖堂
からくり時計を見るのを忘れたままウィーンのシンボルであるシュテファン大聖堂まで来ました。

今まで見てきた教会とスケールが違いすぎました。めちゃくちゃ大きいです。

大きすぎてカメラ内に入れるのが大変。ヨーロッパに来てから見た教会で1番大きいかも。観光地なだけあって教会の周りには観光客がたくさんいました。
さっそく中へ。

うわー…。あまりの美しさに思わず声が出ました。ちょうどミサが行われていたのか、神父様の声が教会内で響いていました。たぶんマイクをつけているのか、どこにいても神父様の声がスピーカーから聞こえていました。
左右を見るとライトのろうそくではなく本物のろうそくが使われていました。

後ろにはパイプオルガンがありました。

中は細かくエリア分けされていて、それぞれ入場料金が必要でした。色々見て周りたかったけど今回は無料エリアのみにしました。
シュテファン大聖堂 南棟
シュテファン大聖堂には北棟と南棟があって、どちらかを登ることにしました。
教会の中に数人スタッフがいたので声をかけてみることに。
「タワーに登りたいんですが、どっちが高いですか?」
「北棟よりも南塔の方が高いけど階段しかないよ。北棟はエレベーターで上がれるよ」
と教えてもらいました。
後から調べると南棟は136m、北棟は56mで、北棟のみ外に出ることができるみたいです。せっかくだし高い方を登ってみようかなと思い南棟へ。

入口を発見しました。

チケット6.5ユーロ(約1059円)を購入して登っていきます。

またこのパターンの階段です。

プラハの塔やチェスキークルムロフ城でも全く同じ階段を登った事を思い出しました。窓もない狭い階段をひたすら登っていきます。

登り始めて8分ほどで展望エリアに到着しました。結構広くて、お土産も売っているみたいです。

窓から景色を見てみるとかなり遠くまで見渡せました。なかなか良い景色。

屋根が独特で可愛いです。モザイク柄みたいですね。下からだと屋根の細かい色や形まで見えなかったので登れて良かったです。
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ウィーン国立歌劇場
18時にウィーン国立歌劇場に到着しました。開演1時間前なのでちょうど良いですね。
建物の荘厳な造りが素晴らしい。細部まで細かい彫刻がされています。


さっそく中へ。

エントランスはかなり広いです。お客さんの服装を見てみると女性は結婚式に出られるような華やかなドレスからラフな服装まで様々で、やはりラフ過ぎるとかなり悪目立ちします。男性はほぼ全員ジャケットを着ていました。
入口にスタッフが立っていて、チケットを見せると中へ入れました。

うっわ…。煌びやか過ぎて眩しい。壁も天井も床も装飾品で溢れています。
別の部屋に行くと軽食が食べられるエリアがありました。この部屋も眩しいくらいの装飾で溢れています。

天井もすごい。

豪華すぎて全然落ち着けません。
会場も見に行ってみます。

コンサートホールとは全く違う造りで、舞台の下にオーケストラピットがあったり垂直に席が並んでいたりと、これぞ歌劇場といった感じです。

上の階にも上がってみました。

結構高さがあって見やすそう。

上の席からだと伴奏者の席が見えました。

立見席もあります。

立見席は値段が安く、フラっと立ち寄る感覚で本場の劇場を見ることができるのでかなり人気の席です。服装もカジュアルな人が多い印象でした。
そろそろ始まる時間になってきたので自分の席へ。
席の前にモニターがあったので触ってみるとストーリーの説明?っぽい画面になりましたが、英語かドイツ語で表記されていたので詳しく分かりませんでした。舞台が始まったら眩しくて周りの迷惑になるので触るのは止めておいた方が良さそうです。

舞台がかなり近くて見やすそう。伴奏席が見えないのが少し残念です。

19:00~ 第1章、第2章(70分)
20:10~ 休憩(25分)
20:35~ 第3章(36分)
21:10~ 休憩(25分)
21:35~ 第4章(25分)
といった流れになります。
”白鳥の湖” 第1章、第2章
いよいよ始まりました。この章では王子の誕生日会、白鳥と王子の出会いがある章です。
大勢のダンサーが登場し、王子の圧巻のダンスが始まります。誕生日会らしい華やかなダンスが続いていくのですが、足の筋肉が全員素晴らしすぎて下半身にばかり目が行ってしましました。女性ダンサーの背中の筋肉も本当に品やかで美しいです。ジャンプも高さがあり、これがプロか…。
しばらくして、悪魔ロットバルトが登場。悪役といえど、ものすごい華があるダンスです。
その後ついに白鳥のオデットが登場しました!…あれ?白鳥の衣装と言えば真横に広がったスカートだと思っていたのですが、Aラインのフワッとしたスカートでした。団体によって衣装が違うのかな。衣装が気になりつつ、ものすごいオーラを放ちながらオデットのダンスが始まりました。誕生日会の女性ダンサーも素晴らしかったのですが、オデットはやはりレベルが違う華やかさです。手の動きやつま先の使い方が本物の白鳥のようでした。そのあと登場したたくさんの白鳥たちもAラインの少しフワッとしたスカートでした。
休憩
約70分の章が終わり、大きな拍手と「ブラボー!」といった客席からの声援の後、照明が付いて明るくなり、みんな一斉に出ていきました。私もトイレに行っておこうと思い外へ。
まだ少し時間があったので館内を少し歩くと、ほとんどの人がお酒を買って飲んでいたりサンドウィッチを摘まんでいました。バレエだけでなくこうやって合間に食事やお酒も楽しむのか。
”白鳥の湖” 第3章
第3章は王宮の舞踏会です。ここで白鳥の湖最大の見せ場であるオディールの32回転があります。初めて生で見る32回転はどんな感じだろうと楽しみです。
ついにオディール登場!妖艶な色気が溢れ出ていて、オデットと同じキャストとは思えないダンスです。そしてついに…32回転来たー!と思ったら…あ、あれ?その場で動かず32回転かと思いきや、大きな円を描きながらの32回転でした。こういうパターンもあるのか。
32回転も無事成功し、美しいダンスが続きます。フワッと優雅に飛んだり跳ねたりするので、そこだけ重力がないのかと思えるようなダンスでした。
休憩
約36分の章が終わり、また休憩が入りました。みんな一斉に出て食事をしています。せっかくなので私もマカロン2ユーロ(約325円)を買ってみました。

甘過ぎずサクッとした触感でおいしかったです。
”白鳥の湖” 第4章
第4章は悪魔ロットバルトと決着の章です。王子とロットバルトのダンスが激しくも華やかで美しい。どちらも足の筋肉が素晴らしすぎて、ものすごい高いジャンプで技の1つ1つが決まっていきます。
ついにフィナーレ。王子はロットバルトに湖に落とされて溺死、オデットはロットバルトに連れ去られ、ロットバルトが勝ち誇って幕が閉じるというバッドエンドでした。
連れ去られたというより、オデット自ら逃げた?ような感じだったので、まさかの展開に客席から「Wow…」という声と、「王子さいならー」と言わんばかりの逃げ方に会場から少し笑いが出ていました。ウィーンの白鳥の湖はバッドエンドだとは聞いていたけど、こんな終わり方とは。
最後にキャスト全員が出てきて挨拶。ここからは写真OKなのか、みんなスマホで撮影し始めました。大きな拍手と「ブラボー!」の声が鳴りやみませんでした。

主役の2人。

見ごたえのあるバレエでした。
ビッツィンガー【ホットドック】
外に出ると22時過ぎなので真っ暗です。ウィーン国立歌劇場の周りだけドレス姿やスーツ姿の人で溢れていてとっても華やかです。

出てすぐの所に有名なホットドック屋のビッツィンガーがありました。

かなり並んでいたけどお腹が空いていたので私も並ぶことに。
メニューは全てドイツ語で全く読めず、スタッフも全員ドイツ語で話していて、これはやばいと思い急いでネットでメニューを検索。
・ブラートヴルスト(普通のソーセージ)
・ケーゼクライナー(チーズ入りソーセージ)
・カレーヴルスト(カレーソーセージ)
などがあって、チーズ入りソーセージが1番人気みたいなのでケーゼクライナーを注文。
「ゲニシュッテン?」
と言われ、何のことか分からずタジタジしていると
「カット?」
とジェスチャー付きで言われました。どうやらスライスするかを聞かれているみたいで、「Yes」と返事。ケチャップ、マスタード入りで7.8ユーロ(約1259円)でした。
5分ほど待っていると焼き立てソーセージ入りのホットドックがきました。

めっちゃ大きい!美味しそう。カットって言われたからどんな感じかと思いきや、カットされていなさそう。まぁいいか。
ソーセージは皮がパリパリ、中はジューシーでめちゃくちゃ美味しい。

ウィーンの夜の景色を見ながら食べ歩き。リング通りの中心から離れていくとだんだん人がいなくなってきました。海外の夜は危険…といった雰囲気もなく、日本の夜道と同じ感じです。

それにしてもこのホットドック本当に美味しい。量が多いけどホテルに着くまでに食べ終わりました。最後の方はチーズがちょっと重かったけど癖になる美味しさでした。
ホテル【到着】
ウィーン国立歌劇場から20分ほど歩いてホテルに到着。シャワーを浴びて一息つきます。このホテルのシャワーはチェコのホテルより水圧があるし、ずっとお湯を出していても水に変わらないのでいい感じです。チェコはお湯を出しっぱなしにすると急に水に変わるからそれを思うとかなり快適です。
ベッドに寝転がりながら明日の天気をチェック。お、晴れてる!という事で明日はシェーンブルン宮殿に行く事にします。