②女性一人で沖縄へ!一人旅2日目【波照間島】

一人旅

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沖縄一人旅2日目。
石垣島は今日で終わりです。昨日は竹富島へ行ったので石垣島は全く観光せずでした。今日からは今回の旅行のメインとなる波照間島!前回行ったときは思い付きで行ったので1泊しかできなかったのですが今回は3泊予定なのですごく楽しみです。

チェックアウト

今日は波照間島についたらそのままダイビングなので着替えや荷物の準備も済ませておきました。あと1番大事な酔い止め薬の服用。波照間島に行く船は揺れが凄くて別名ゲロ船とも呼ばれているので油断禁物です。欠航率も高く、ギリギリまで天気チェックしていましたが私が行く間は台風も低気圧もなく大丈夫そうでした。

荷物をまとめてフロントでチェックアウト。といってもキーボックスに部屋の鍵を入れるだけなので誰にも会わず出発です。ゲストハウス感は全然なかったけど落ち着いた良い宿でした。これぞゲストハウス!と思ったのは宮古島のひだまりとひららやかな。そこもまたいつか行ってみよう。

波照間島へ

朝なのでまだ涼しいですが、大きな荷物を持ちながら歩くと離島ターミナルまで近いとはいえ10分で汗だくに。暑い…。

往復チケットはネットで購入していたのでそのまま船乗り場まで向かいます。途中どの船か分からなくなり一瞬焦りましたがなんとか到着。

ぱいじま2という船で波照間島行きの中では大型船なので揺れはマシな気がします。

中は結構広くてなかなかオシャレ。前回はエチケット袋が全席に配置されていましたが今回はなし。

船内はほぼ満席だったのですが、波照間島は宿がかなり少ないのでどう考えてもこんなに宿泊できないんじゃ…と思ったら日帰りの人がほとんどらしいです。

波照間島へ運ばれる郵送物や食料。遠い離島なので観光客と一緒に食料や衣料品など島の必需品も運ばれます。

準備ができたらいよいよ出発。大揺れじゃなければいいな(>_<)

到着

思ったほど大揺れもなく、1時間半ほどで波照間島が見えてきました!やっと着いたー。

いよいよ上陸。外に出ると石垣島や竹富島と比べ物にならないほどの暑さと痛さです。日差しで火傷するレベル。

港にはお迎えの車がたくさん停まっていました。島のスタッフほぼ全員真っ黒(笑
今回宿泊するのは前回と同じやどいしのです。宿泊した時の感想をブログで紹介しているのでこちらもぜひ☆

沖縄・波照間島【やど いしの】に宿泊☆感想まとめ
沖縄・波照間島にある【やど いしの】に宿泊しました。感想などまとめてご紹介します。

やどいしののスタッフと無事合流できたので宿へ向かう事に。
「もう部屋に入れるから荷物置いてダイビングへ行きましょうね」

という事ですぐダイビングへ行く事になりました。やった。

スキューバダイビング

いよいよ念願の海へ!楽しみ過ぎる。今回は常連のお客さんと私とインストラクターの3人でダイビングです。軽く挨拶して船へ乗り込み出航。

ワクワクしながら海を見ていると…

少し沖に出ただけでこの景色!さすが波照間島の海。真っ青なハテルマブルーです。キレイ過ぎて言葉が出ない。

1本目【イリコッチ】

1本目のポイントは【イリコッチ】。
チンアナゴがたくさんいるポイントで、以前のブログで詳しく紹介しています。

ダイビングスポット。波照間島【イリコッチ】
沖縄 波照間島のダイビングスポット【イリコッチ】を詳しくご紹介します☆

思い出しながらタンクやDCの準備。久しぶりのセッティングなので必死です(^^;宮古島や石垣島はお客様優先!といった接客なのでセッティングなど全てやってくれるショップが多いのですが、こういった小さい離島や海外のショップは基本自分でやる所が多い気がします。
前回はウェイト無しで行ったのですが、ダイビング自体が久しぶりで沈めるか不安だったのでひとまず1㎏つけて行くことにしました。

タンクを背負ったらいざ海の中へ。久しぶりのフリー潜行にアタフタしつつ水深10mのところに着底できました。

景色一面ハテルマブルー。上を見ると太陽の光。海の中にいるのにまぶしい。本当にキレイ。

さっそくチンアナゴに出会えました。一生懸命食事している姿が可愛い。

下に影が映っていて空を飛んでいるような浮遊感。

すごく気持ち良いのですがウェイトが重くて重くて(^^;DCパンパンだったので中性浮力を取るのが大変でした。2本目は無しで行こう(^^;
50分ほどで1本目は終了です。

船に上がると1匹の魚がいました。

この魚はいったい…と思っていたら、スタッフの1人がモリで仕留めたスジアラ(アカジン)という魚でした。沖縄の3大高級魚で、今夜の晩御飯みたいです。

ダイビングしながら夜ご飯も仕留めてくるなんて笑

2本目【イナマー】

少し休憩したら2本目のポイント【イナマー】へ向かいます。
ここはサンゴや魚がたくさんいるポイントでとってもキレイ。

ダイビングスポット。波照間島【イナマー】
波照間島のダイビングスポット【イナマー】を詳しくご紹介します☆動画もあるのでぜひ見て下さい(*^-^*)

2本目になるとセッティングもスムーズです。今度はウェイト0kgで海の中へ。透明度が良すぎて雲まで見えました。

クマノミファミリーを発見。大きな家で気持ちよさそう。

55分ほど潜ったらエキジット。このポイントもキレイだったなぁ。

少し休憩したら3本目だ―…と思ったら2本で今日は終了との事。あれ?予約の電話では3本希望と言っていたんだけどな。
「疲れたから今日はもう終わりね(^^)また明日もあるし」
あ、なるほど笑 全然いいけどゆるいなぁ笑

昼食

「じゃあみんなで昼食食べに行きましょうか」

という事になり、そばカフェあとふそこへ。営業日と書いていても行ったら休みでしたというお店が多い波照間島で唯一?営業日通りにやっているお店です。前回来たときは外の席だったのですが、今回は室内でした。

おー!奥にこんな席があったとは。
後から聞いたら波照間島の住民しか中の席には座れないらしく、今回はダイビングのスタッフがいたので案内してくれたみたいです。貴重な体験ができて嬉しい☆沖縄といえばという事でソーキそばを注文。

濃厚そうに見えるのに意外とあっさりしていて汁まで飲めるおいしさでした。

島内観光

お腹が満たされた所でスタッフさんと常連さんと解散。ソーキそばおいしかったなぁ。帰る前にもう一回くらいは食べよう。

一人になったところで今度は自転車で島内観光へ行く事に。星レンタサイクルで事前予約していたので取りに行きました。

お店の前に到着したけど看板がないし猫しかいない。

あれ?ここで合ってるよね?グーグルマップで見ても合っているし、お店に電話してみることに。

「予約していた石井です。今お店の前にいるのですが…」
「あーはいはい!行きますね!」

という事でここで待つことに。猫に癒されつつ待っていたら女の人が出てきてくれました。レンタルに関する書類を記入して先払い。波照間島では珍しく電子マネーやクレジットカードの使用ができるとの事。これは嬉しい。

書類記入中でもテーブルに猫。人間が端に寄って記入や支払いをしています。猫ファーストな感じが良いですね。

星レンタサイクルの方はとっても親切で値段もリーズナブルで自転車もキレイでした。また来たときは絶対ここで借りよう。

こちらの自転車が今日のお供です。

前回来た時は普通の自転車で島内観光したのですが、意外とアップダウンの激しい波照間島ではかなりしんどかったので今回は電動自転車です。

準備ができたらいざ出発!
最初に向かったのはニシ浜。日差しの痛みと熱気に耐えながら向かいます。集落からかなり近いので10分もかからないうちに到着。

すごい。さすが波照間島。もう17時過ぎていたのにこのキレイさ。こんなにキレイなのにほとんど人がいない。

絵の具で描いたかのような青空。

もっとニシ浜を堪能したいけど時間があまりないのが悲しい。今もう夕方だけど今日は頑張って島1周したい。

惜しみつつ次の目的地、最南端の碑へ。割と距離がありアップダウンもあったけど電動自転車なのでダイビングで疲れた体でもラクラクでした。

波照間島のあちこちにいるヤギ。影もないのに何であんなに元気なんだろう。

可愛いなーと思っていたのですが、ここにいるヤギは全て食用だそうです。

20分ほど走ったらようやく到着。

ニシ浜同様ほとんど人がいない。

またここに来れて良かった。ニシ浜の穏やかな海とは違い断崖絶壁で波は大荒れ。少し場所が変わるだけでここまで変わるなんて不思議だなぁ。

最南端の碑の少し奥にあるのが星空観測タワー。
老朽化が進んで今は中に入れないそうです。

さらっと見たら次は波照間空港へ。すでに18時を過ぎているので急ぎ足です(^^;
街灯がない中ここで日が落ちたら帰れる自信がない笑

といいつつ自転車はのんびり漕ぐ私。何もない道ですがとにかく気持ち良い。

波照間空港に到着。
小さな空港だけど比較的新しそうな建物。屋根には沖縄らしくシーサーがありました。

空港内。
今は使用していないのが勿体ないくらいキレイでした。ここも中には入れないのでさらっと見たら出発。

自転車からの景色。のどかでどこか懐かしい。頭の中で久石譲のsummerが流れてくる。

風力発電施設。
何もない所で突然現れました。沖縄は風力発電所が多いですがここにもあるとは。台風の時はどうなるんだろう。波照間島の台風とかすごそう。

次は下田原城跡。
少し細くて暗い道を通ると到着しました。看板は出ていたのですが、これといった遺跡らしいものはなかったです。

これで波照間島1周となり、無事集落に戻ってきました。日没までに帰ってこれて良かったぁ。帰ってきた時の時間は19時前で、17時に出発したのでちょうど2時間くらいですね。
前回は1周できなかったので周れて本当に良かったです。電動自転車はずっとフルパワーで使っていたけど充電は全然減っていませんでした。

ちなみに前回は集落内の観光がメインだったので、こちらもぜひ☆

沖縄・日本最南端の島【波照間島】
魅力が溢れかえっている日本最南端の島【波照間島】をご紹介します☆

夕日

日が落ちてきたので夕日を見るために再びニシ浜へ。離島ターミナル近くのテトラポットの上へ行ってみると何人かいて夕日を眺めていました。

うわぁ…。めちゃくちゃキレイ。思わず声が出るほどでした。海はオレンジ色になりながらも下のサンゴがスケスケ。波の音と風の音が聞こえるだけでとても静かでした。

しばらくボーっと眺めていたら一人旅っぽい男性の方が写真を撮ってくれました。一人ではこんな写真なかなか撮れないので嬉しい。

日が落ちると周りにいた人たちは帰ってしまったのですが私は日が落ちた後の景色が一番好きなのでそのまま滞在。

しばらくすると空の色が変わってきてオレンジや黄色、紫に。さっきまでオレンジ一色だったのに一気にカラフルになりました。

「うわー…」とまた声が出てしまうほど本当にキレイ。今日だけでキレイって何回言ったんだろう。幻想的で20時前とは思えない明るさでした。

宴会

ようやく宿に帰ってきました。波照間島に来てほぼ休憩なしで動いていたのでもの凄く疲れましたが大満足の1日でした。

急いでシャワーを浴びたら1回のフロアへ。今夜はダイビングショップのスタッフさんやお客さんとご飯です。今日ダイビングで一緒だった常連のお客さんがスタッフや島民とも仲が良くてもともと宴会予定だったらしく、たまたま来た私も誘ってくれました。嬉しい。

下へ降りるとすでに宴会が始まっていて8人くらいの方がいました。

「おかえりー。遅かったね。もうみんな食べ始めてるかられいちゃんも食べな」
と自己紹介をしながらお酒をいただくことに。テーブルに並ぶご飯は男性スタッフが作ってくれたらしく、めちゃくちゃ美味しい。

今日のために西表島から自分の船で来た方もいて、波照間島まで来るついでに魚も釣ってきたそう笑
赤身のお刺身がそれみたいで、美味しくてパクパク食べてしまいました。

「明日ならもっと美味しいんだけどね。たくさん食べな(^^)こっちの大鍋はスジアラだよ」

とお皿にたくさん入れてくれました。優しい。そしてスジアラ美味しい。

スジアラの唐揚げもおいしそうだねという話になり、「あ、じゃあ今から作るわ」とスタッフの1人がキッチンへ。手際よく準備して唐揚げ作ってます。

あっという間に唐揚げとお刺身が完成。身が引き締まっててものすごく美味しい。

波照間島は外食できるお店が少ないし店の席数も少ないので食事難民になっている観光客が多く、私も前回来たときの夜ご飯はカップラーメンでした。今回も同じ感じになるかなぁ…と思っていたのにこんなにおいしいお酒やご飯が食べられるとは。

23時頃お開きになり「また明日ねー」とみなさん帰って行きました。明日も宴会みたいです笑
私も部屋に戻って休憩。すごい1日だったな。星も見に行きたいけどもう体力の限界…。

どうしようと悩んでるうちにいつの間にか爆睡。

星空

夜中2時にハッと目が覚めて、明日の準備も何もしていなかったので起きることに。せっかく起きたなら星空でも見に行くか!という事で懐中電灯とカメラと三脚を持って外へ。

外は街灯がなく集落から少し離れると真っ暗闇です。空を見るとものすごい星の数。流れ星も1分に1個以上流れているのでずっと見つけられる。波照間島は星降る島と言われるだけあるなぁ。

ある程度集落から離れた所で星空撮影の準備。初めてなのでアタフタしながらカメラの設定。
何回か撮影したけどピントが全然合わない。やっぱり難しいなぁーと何度もチャレンジしてようやく撮れました!

おぉー!!すごい!ミラーレスカメラでここまで撮れるなんて。星空撮影の時はいつもプロに撮ってもらっていたのですが、自分でもここまで撮れるとは。

民家と星空も撮影してみることに。

うーん。家の光に取られてこちらはうまく撮れず。難しかったけど初めてにしては大満足。

ちなみに前にプロが撮ってくれた写真はこちら。

やっぱり色合いや星の見え方が全然違う。これは練習あるのみですね。

ちなみに沖縄はゴキブリだらけなので道端でたくさんのゴキブリを見ました(^^;独特な柄だったので多分ワモンゴキブリかな。ひえー…と思いながらも沖縄マジックなのか、そこまで怖くはありませんでした。これが自宅なら瞬殺なんだろうけど。

星空に大満足したらようやく宿へ。すでに3時を過ぎているので早く寝ないと。明日も楽しみ。



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