今回は病院あるある?放射線技師から見た困った患者総まとめです。
記事を書いていると出てくる出てくる(^^;
病院へ行くときの参考にしてもらえると嬉しいです。
患者あるある
ワンピースで受診
これは本当に困ります。レントゲン撮る時も診察する時も傷口見せてもらう時もワンピースだと全部脱いでもらわないといけない。けど全裸というわけにもいかないので検査着に着替えてもらいますが、その着替えが長い長い。病院に来るときは上下分かれた脱ぎ着しやすい服でお願いします。
キャミソールのストラップに金具
レントゲンの際、「ボタンやチャックの着いた服はありますか?」と聞かれたことがあると思います。女性の場合ですが、「ありません」との回答だったのでそのまま撮るとキャミソールやインナーシャツのショルダーストラップに金具が。長さ調整の金具です。あれは金属でできているので写ったら撮り直しです。若い女性の方に多いので要注意。
磁気ネックレスの外し忘れ
これもよくあります。つけている事を忘れてそのまま撮影とか。冬場は服で見えないので撮影してから気づく事が多いです。
何枚も肌着を着ている
肌着5枚着てその上にセーターとか普通にあります。下はタイツ2枚履いてズボンとか。絶対動きにくいと思うのですが年配の方に多いです。ヒートテック1枚とセーターでも充分暖かいので買ってあげたい。
ポジショニングで動く
レントゲンやマンモグラフィーでポジショニングする際、ミリ単位で微調整している時に良かれと思って自ら動く患者。「あぁ~(>_<)やり直しか…」となります。じっとしておいてもらえると助かります。
検査時間に遅刻
レントゲンだけなら遅刻してもあまり問題ないのですが、CTやMRIは検査前に問診・着替え・ルート確保(造影の場合)など、準備する事がたくさんあるので20分前には到着してもらえると助かります。たまに時間ぴったり又は少し遅刻して来る患者がいますがかなり困ります。そうゆう方はだいたい検査室に呼んだ時に「先にトイレ行ってきていい?」と聞きます。時間がないので我慢してもらう事も。
40~50代は遅刻しがち
仕事後や合間に病院に来ているからだと思いますが、40~50代の方は時間ギリギリor遅刻or無断キャンセル多めです。
70代~は30分前に来る方が多いですね。助かります。
すぐ出ていく家族
車いすや全介助の患者さんを検査室に案内した時、部屋に入ったら「じゃ、後はよろしく」とそそくさと出ていく家族。わりといます。どこを診てほしいのか、服は脱がして良いのか、意思疎通は可能なのか、聞きたい事はたくさんあります。そしてこっちはスタッフ1人なので、ベッド移動や介助を手伝ってもらえると助かります。
モンスター患者
検査時間を少しでも待たされるとブチ切れしてくる患者、受付スタッフに怒鳴りまくる患者、検査説明を聞かず後から「聞いてない」と言い張る患者。最近だとコロナ陽性と分かっているのにマスクが息苦しいからと外そうとする患者。
純粋に恐怖です。
靴を履いたままベッドに寝る
これ本当に多いです。特に子供たち。子供といっても高校生や大学生も「こちらのベッドに寝て下さい」というと靴のままベッドに乗ります。大人は「靴のままですか?」と聞く人も。
家のベッドでも靴を履いたまま寝てるの?と聞きたくなります。
まとめ
こうやって見ると服装系が多いですね。病院は時間がかかるので少しでも時短のために協力お願いします。全てがこの記事通りではないですが、あるあるネタです(^^;
ちなみに検査の予約時間の話であって、診察の予約時間とは異なります。診察の場合、予約時間はあってないようなもんだと思った方が◎。
全然関係ない話ですが、この記事を書いていて思い出したのですがずいぶん前に社会福祉士の方が言っていた話で、お金を持っている患者ほど家族や親戚に大事にされ、お金がない患者ほど老人ホームのように病院に入院させたままお見舞いに来ないというケースはよくある事だそうです。
他にあるあるネタがあればまたご紹介します☆
ではまた(^^)/
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