
こんにちは☆石井れいです。
さてみなさん。有名なニューヨークのタイムズスクエアはご存じですよね。

言わずと知れた、世界の交差点と呼ばれるニューヨークで最も賑やかな広場で、ブロードウェイミュージカルの劇場街があり、ニューヨークのエンターテイメントの中心地となっている場所です。ここでひと際目を引くのは巨大な電光掲示板。
この場所を訪れて気になった事。
「この掲示板の広告費っていったいいくらなの?」
みなさんも気になりませんか?
今回はニューヨーク・タイムズスクエアの巨大掲示板についてご紹介します。
どんな広告が掲示されているの?
タイムズスクエアにある電光掲示板や看板。
そこには米国発ファストファッションブランド「フォーエバー21(FOREVER21)」、ブロードウェイミュージカル「アラジン」「CHIKAGO」、その他中国企業の広告など様々な広告が掲載されています。
2007年~2018年までは日本の大企業東芝がニューヨークのタイムズスクエアのビルに巨大な広告を設置していました。

掲示板の広告費は?
世界の中心でこんなにも人の目を引く場所なだけに広告費もすごそう。
気になるお値段は…
看板の場所や大きさにもよりますが、年間約200万ドルと言われており、1ドル=110円で換算すると、なんと
年間2億2000万円!!
ちなみに東芝の広告は月額推定で27万~40万ドルと言われており、こちらも1ドル=110円で換算すると
年間3億2400万円以上!!
恐ろしい金額です( ゚Д゚)
最も高い広告は?
2014年に広場の中心にどどーんと登場した広告塔。

縦23.7m×横119.7 mの大きさの世界最大のHDデジタル・スクリーン看板が登場しました。全体の大きさはフットボール場と同等だそうです。
その使用料金は4週間で250万ドルを超えるとか。1ドル=110円換算すると
たった1か月で2億7500万円!
ここまで高額になると何だかもう訳分からないですよね(^^;
もちろん世界最大・最高額の広告です。
ここの最初の広告主となったのは、私達も非常にお世話になっているGoogle様。
さすがです。
デジタル・スクリーンなので1つの広告がずっと映っているのではなく、いろいろな広告が次々に表示したり、分割表示もできるようになっています。
また、通常の広告とは別に今の時代や社会動向にあったメッセージ的なものも出されるようです。少し前にあったのはオーストラリアのニューサウスウェールズ州(NSW)の地方消防局が掲載した広告。

「オーストラリアを守ってくれる勇敢なオーストラリアとアメリカの消防士、そして世界中からの支援に感謝します」
と感謝のメッセージが綴られました。同局によると、今回の山火事に当たり、個人や大企業、海外の消防パートナー、コミュニティなど、あらゆる分野からサポートを受けたとのこと。その好意に対し、デジタルサイネージを使って「ありがとう」と伝えたかったみたいです。
山火事は30年ぶりの大雨でようやく終息。本当に良かった。
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世界初!コカ・コーラの3D広告が凄すぎる
2017年、新たな広告が披露されました。
広告主はこれまた世界のコカ・コーラ。
登場した看板は高さ約20m、幅約13mの大きさで、画面が生き生きと動く3D広告になっています!
3D広告?と聞いてもあまりイメージが湧かない…。
動画がアップされていたのでこちらをご覧ください。
なるほどこういう事か!これはすごい!
今まで見たことがない新しい看板です。
日本の広告費はいくら?
世界一目立つ場所の広告費は億超えという事が分かりました。
では日本ではどうでしょうか?
渋谷109

渋谷のシンボルとも言える渋谷109。そのシリンダー広告は、なんと2週間で1300万円とも言われています。シリンダー広告はけっこう頻繁に入れ替わっているイメージがありますが、そのたびに1300万円という費用がかかっているのですね。
山手線の車両内広告
山手線の場合、掲載場所が6か所あり、それぞれ掲載金額がかかります。

全て1週間あたりの金額です。
- 中づり:860万円
- まど上:600万円
- ドア上(ペーパーラジオ):液晶ディスプレイのため、掲載なし
- ドア横:3564万円
- ステッカー:225万円
- アドストラップ:350万円
た、高い…。
普段何気なく見ていた広告がこんなにお金をかけて掲載していたとは。やっぱり目線と同じ高さのドア横は桁違いに高いです。
大阪 道頓堀MMBボード

大阪道頓堀のH&Mが入っているビルの広告費は2週間で950万円。4週間なら1300万円なので500万円割引きです。
ヤフーのトップページ(右上)

ヤフージャパンのトップページ右上に掲載される広告は表示されるごとに料金がアップします。1回表示されるごとに1.2円かかり、850万~1250万インプレッションとなっていますから、最低でも1020万円はかかることになります。
エックスサーバービジネス
タイムズスクエアはやっぱりすごかった
今まで何気なく見ていた広告がこんなにも高額だったとは驚きです。
日本もすごいですが、世界の中心ニューヨーク・タイムズスクエアはやはり桁違いの金額でした。
企業からすれば世界中から観光客が集まる場所でこの金額はもしかすると安いのかもしれません。
私がタイムズスクエアに行ったとき、特に目立っていたのはLINEアプリの広告。

広告の大きさというより、グリーンが目立つ感じ。2011年からサービスが開始されて、10年も経たずにニューヨークに広告を出すほどとは。
まとめ

いかがでしたか?
憧れのニューヨーク。その中心地であるタイムズスクエアにはロマンと莫大なお金が溢れていました。こうして掲載できるのは企業の努力の結果だと思います。
これからもどんどん進化していく広告技術には目が離せないですね(^^)
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