こんにちは☆石井れいです(*^-^*)

10月に島根県へ旅行に行く事になり、島根県と言えば出雲大社!という事で、出雲大社の正しい参拝方法を調べていたのですが、サイトによって微妙に違っていたり、抜けがあったり(>_<)
せっかく参拝するなら、しっかりとご利益をいただきたいですよね。なので、色々なサイトから得た情報を分かりやすくまとめてご紹介したいと思います。
「近いうちに出雲大社へ観光に行く」
「いつか出雲大社へ行ってみたい」
という方は今のうちにちゃんとご利益をいただける参拝方法を知っておきましょう!
今回は参拝方法・正しいルート・所要時間などをご紹介します☆
出雲大社とは

島根県出雲市にある縁結び・福の神として大変名高い神社です。恋愛だけでなく様々な良いご縁をたぐり寄せるといわれています。
人と人を結ぶ縁である、恋愛、結婚、出産、友情、絆。人と場所を結ぶ縁である、転居、新築、旅行。人と能力を結ぶ縁である、出世、合格、克服、平癒など。
壮大な建物、伝統的な神事など、神話の国出雲の代表的存在。 一般に旧暦10月を「神無月」といいますが、これは全国の神々が年に一度出雲大社にお集いになり人々の幸せの御縁を結ぶ会議「神議」がなされるためです。ゆえに出雲地方では旧暦10月は神様がお集いになる月なので「神在月」といわれています。
参拝前にする事
稲佐の浜の砂を取りに行く

天照大神より国譲りの氏名を受けた建御雷神が大国主神と対面した場所であり、旧暦10月に全国の神様が海路にて出雲にやってきた際の上陸地点となっているのがこの稲佐の浜です。ここから出雲大社へと向かうそうです(^^)
稲佐の浜に着くと弁天島が目の前にあり、ここには豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)様が祀られています。鳥居に向かって参拝し、ご挨拶を終えてから足元の砂をコップ半分ほどいただきます。袋は30cm×20cmくらいの大きさがあれば十分です。掘った穴はきちんと埋めて下さいね。
・参拝は二礼・四拍手・一礼
・袋は自分で持っていく
・掘った穴はきちんと埋める

稲佐の浜は出雲大社から約1kmのところにあります。歩くと少し遠いので、タクシーかレンタカーがおすすめ。
塩で清める

出雲大社の勢溜(せいだまり)の少し手前に「出雲かみしお」というお店があります。こちらで100円で買える塩があり、中には「ダイヤモンドソルト」と呼ばれる大きな粒がひとつと、細かい塩が少量入っています。ダイヤモンドソルトは口に含んで身体の中から清め、細かい塩は身体にかけて、体を外から清めておきましょう。

出雲かみしおは出雲大社の勢溜(せいだまり)から歩いて1分ほどのところにあるのですぐに分かります。
5円玉を大量に準備しておく
意外と忘れがちなのがお賽銭の準備。出雲大社には参拝する所が多いので、あらかじめ5円玉をたくさん準備しておきましょう。
正しい参拝ルート
さて、いよいよ参拝です!

ざっとまとめるとこんな感じです。詳しく紹介していきますね。
宇迦橋大鳥居(石の鳥居)

1つ目の鳥居。忘れてスルーしてしまいがちなのがこの大鳥居。出雲大社から少し離れたところにあり、高さは23.5mと圧巻です。
一礼し、左足から鳥居をくぐりましょう。

・帽子は必ず取る
・鳥居の左端に立ち、くぐる前に一礼
・左足からくぐる
勢溜(せいだまり) の鳥居(木の鳥居)

2つ目の鳥居。出雲大社の正面玄関的な場所で、だいたいの人がここから参拝を開始されます。ここは2つ目の鳥居なので間違えないように。
先ほどと同じく一礼し、中央は通らないように左端を左足からくぐるようにしましょう。

祓社(はらえのやしろ)

ここには神社の神主さんがお祓いをするときに召喚する神様全てがお祀りされています。 出雲大社での縁結び祈願をするためにはまずここで罪穢れを落とします。ここにお参りすればお祓いを受けたのと同じくらい清めることができ、 第一の禊となります。
勢溜(せいだまり) の鳥居とくぐってすぐ右手にあり、出雲大社に入ってまず初めに参拝する場所となります。二礼四拍手一礼で拝みましょう。
下り参道

祓社で参拝を終えた後は長い下り参道になります。中央は神様の通り道とされ、そこに立って邪魔をしてはいけません。参道の左側を歩きましょう(^^)
祓橋(はらえのはし)

出雲大社の西側を流れる素鵞川(そががわ)は、この場所で大きく曲がり参道を横切っています。この川を渡る事で、第二の禊となります。
鉄の鳥居と松の参道

3つ目の鳥居。祓橋を渡ると目の前にあります。一礼してからくぐり、真ん中は通らず右側を通って奥へ進みます。
手水舎

出雲大社では、祓社・祓橋ときてこの手水舎が三度目の禊となります。
お手水の作法
- ひしゃくを右手で持ち、左手を洗う
- ひしゃくを左手に持ち替え、右手を洗う
- ひしゃくをもう一度右手で持ち、左手で水を受けて口を注ぐ
- 左手を洗う
- ひしゃくを洗う
大国主命(おおくにぬしのみこと)

拝殿へ行く前に大国主命の像を見ていきましょう。手水舎のそばにあるのですぐに分かります。出雲大社のご本殿に祀られている縁結びの最高神です。
銅の鳥居

手水舎の右前方にある、神域を邪気から守る青銅製の鳥居をくぐって荒垣の中へ入ります。 鳥居をくぐる前は必ず脱帽・一礼・左端を左足からくぐります。
ここからが神域です。
拝殿

いよいよ神様にお参りです。お願い事だけではなく、名前や日頃の感謝などを伝えましょう。二礼四拍手一礼なので間違えないように。
八足門

拝殿の裏側に八足門があり、その奥が御本殿となります。御本殿には出雲大社の神職の方以外は行く事ができません。なので、八足門から御本殿に向かって参拝します。
本殿の周りのお社を巡る
八足門で本殿への参拝が終われば、本殿のまわりにもお社がたくさんあるので右から反時計回りに巡っていきましょう。お社で参拝する時も忘れず二礼四拍手一礼をしてくださいね!
素鷲社(そがのやしろ)

出雲大社の境内摂社の中でも一番のパワースポットである素鵞社。
大国主大神の親神・素戔嗚尊を祀り、数ある摂社の中でも特別なお社とされています。
御本殿の後ろ側に位置し、 素鵞社の裏には禁足地である八雲山があります。神社が建築される以前の古代においてはこの八雲山が祭祀の場所であったと考えられ 、八雲山は出雲大社の本当の御神体と言えます。
まずは参拝。きちんとご挨拶して下さいね。
砂を奉納し、新たにいただく
参拝が終わったらお社の右側へ行き、社殿の下を見ると砂が置いてあります。

ここに稲佐の浜からいただいてきた砂を奉納し、置いてあった砂をいただきます。
この砂は清めのお守りになると言われており、持ち帰って自宅の敷地内に埋めたり、玄関前に撒いたり、お守りにして持ち歩いても良いとされています。
磐座(いわくら)

お社の裏側に回ると八雲山に最も近づくことができます。もの凄いパワーを感じる場所です。岩は傷つけず、触れるのみにしましょう。御挨拶も忘れずに。
神楽殿

見事な大しめ縄がシンボルで、出雲大社といえばこのイメージではないでしょうか?270畳もの大広間をもつ大社殿で、建物の大きさに合わせた大しめ縄は長さ13.5m、太さ8m、重さ4.4tにも及ぶ巨大さ。こちらも参拝します。
御朱印巡り・お守り

参拝を終えたら御朱印巡り、お守りなど購入しましょう☆御朱印は3か所でもらうことができます。「 御初穂料はお気持ちで」と言われるので、300円~500円を支払います。基本は300円で大丈夫です(^^)お守りは拝殿の近くで購入できます。
所要時間
稲佐の浜に寄ってから参拝、お守り購入まで合わせると約3時間ほどです。
まとめ

いかがでしたか?
テレビや雑誌で1度は目にしたことがある出雲大社ですが、実際に見ると想像以上に神聖な場所で心が清められる感覚になります。中はかなり広いので歩きやすい靴で行く事をおすすめします。
この内容が出雲大社へ行くときの参考になれば嬉しいです☆
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