こんにちは。石井れいです。

私は25歳の時、初めてオーストラリアに行きました。
死ぬまでに一度は行ってみたい国と言われるオーストラリアは、グレートバリアリーフ、エアーズロック、圧倒的な大自然など見どころがたくさんあります。日本とは全く違う世界で、全てが圧巻で感動の連続でした。
今回は当時の事を思い出しながらご紹介していこうと思います。
きっかけ
学生時代から仲の良かった友人ユイがオーストラリアに住んでいました。久しぶりに会いたいねと同じグループで仲が良かった友人カヨと話が上がり、会いに行こうとトントン拍子に決まり6泊7日で計画。
オーストラリアの友人と3人で行き先や日付、待ち合わせ場所など決めました。
行き先
日本からオーストラリアまでの距離は約6851km。ケアンズなら直行便だと約7時間半で行くことができます。時差は2時間なので時差ボケがなくて嬉しい。季節は日本と真逆で、冬に行けば向こうは夏です。この時は2月だったので向こうは夏服になるので、荷物は少なくて済みました。

オーストラリアは有名な観光地が本当に多くて、一週間あっても全然足りず(>_<)エアーズロックも行ってみたかったけど最低2日は必要なので今回は断念。移動時間を考えながら
ケアンズ→ゴールドコースト
に決定。

出発日
20時発の飛行機だったので、18時にカヨと合流。二人でるるぶを読みながらワクワクそわそわ。
飛行時間は7時間半なので、チェックインしてからラクちんなジャージと靴に着替えてご飯を済ませました。
飛行機に乗ってからは明日のためにさっそく寝ます。
ケアンズ国際空港 到着

予定時刻通り到着。
外に出てみると…暑い久しぶりに夏の暑さを感じました。周りから聞こえてくる英会話。ここが日本ではないと実感。
ケアンズ中心街

手続きなどを済ませてケアンズの中心街へ。平日の朝なのにジョギングしている人、音楽を聴きながら散歩している人、コーヒーを飲んでいる人など時間がゆっくりと流れていました。
オージーの性格はのんびりしていて、基本的に仕事が嫌いらしく笑
平日の公園でお昼寝している人が多いみたいです。日本で時間に追われながら毎日仕事をしていた私にとって、景色、人間、時間の流れ方すべてが非日常でした。
ウロウロしていたら遠くから日本語が聞こえてきて、そっちを見るとユイを発見!久しぶりの再会!嬉しい。
スッピン×部屋着×ビーサンで登場しました笑。オーストラリアに馴染んでる笑
Gingerbread House 【朝ごはん】
ユイが宿泊しているゲストハウスに荷物を置いて、準備ができたら朝ごはんへ。
Gingerbread Houseというお店へ行き、出来立てパンとコーヒーを注文。とっても甘くておいしい。日本より濃厚な甘さ。

キュランダ観光
オーストラリア1日目はキュランダ観光。
キュランダはケアンズから北西25km先にあるのどかな街です。熱帯雨林に囲まれ、人口は700人ほどですが世界遺産に登録されていて、大人気観光スポットの1つ。

スカイレール
キュランダまでの行き方は色々ありますが、今回はスカイレールでキュランダまで行き、鉄道でケアンズに帰ってくる事にしました。6人乗りのゴンドラで7.5kmの熱帯雨林の上空を渡ります。

まずはケアンズからバスで移動。バスに思いっきり「Skyrail」って書いてくれてるのですぐ分かります。15分くらいでスカイレールに乗れる駅に着きました。

スミスフィールドターミナル(カラボニカ駅)
駅に到着して並んでいたら駅スタッフが「ここにナナフシがいるよ」と。
え、どこ??

わかりますか?ここです。

大きさなんと30cm以上。すごいけど、こ、怖い・・・。
気づかずに立っていたら顔の真横にいました。昆虫苦手なだけに恐怖。
駅の中はこんな感じです。お土産売り場もあって賑やかでした。

スカイレール乗り場まで行くと、テレビでも見たことがある乗り物に大興奮。

さっそく乗り込みます。



空が高くて広くてダイナミックな景色に大興奮!
レッドピーク駅
途中下車してレッドピーク駅を寄り道。
全長175mのボードウォークがあって、森の中を散策できました。30分あれば回れるし、トイレ休憩にもできます。

バオバブの木みたいなやつを発見し、夢中で撮影。

ぐるっと回ったら再びスカイレールに乗って出発。
下は熱帯雨林のど真ん中で、どこを見ても木・木・木。こんなにも広大な森を空を使って横切っているなんて何だか不思議な感覚です。

バロンフォールズ駅
またまた途中下車。次はバロンフォールズ駅です。
ここもボードウォークがあって、森の中を散策できました。地上からも熱帯雨林体験ができて楽しい。

散策路を進んでいくと見晴らし台に到着。 この見晴らし台からはバロン渓谷とバロン滝を一望できるらしく、さっそく行ってみることに。

あれ、意外と水の量が少ないような。12月~3月は雨期なのでベストシーズンらしいのですが、思ったより少なかったです。
それでも大きさは圧巻。木の大きさを見てもらえば滝がいかに大きいかが分かると思います。こんなに離れていても滝が流れるザーっという音が聞こえました。総落差260m。すごい。

「すごい!大きい!」とか言いながら夢中で撮影。この駅では結構長居して楽しんでいました。
トイレ休憩のあと再び出発。次はいよいよ終点のキュランダ駅。

バロン川が見えてきました。川の流れが緩やかなので濁っていて、ワニがたくさん生息しているみたいです。
キュランダ駅

約1時間半ほどで到着。途中下車して遊んだり、久しぶりの再会で会話が弾みすぎてあっという間でした。
大自然も木も葉っぱも全てが大きい。

キュランダ

ついに到着しました。この看板の前で写真撮影は鉄板です。


自然豊かすぎて民芸品くらいしか売っていないのかと思いきや、おいしいものやオシャレなものがたくさんありました。アーティスティックなアクセサリーが多くてどれも手作りみたいです。
ハチミツ屋さんの前でミツバチが飼育されていました。店の中でも普通にミツバチが飛んでいましたが、おとなしい性格なので襲われることはまずないらしくお客さんは気にせず買い物をしていました。


どこを撮っても美しい風景です。

オリジナルマーケット
少し奥に行くと雰囲気が急にガラッと変わりました。

ここは元祖キュランダのマーケットで、日本には出回っていないキュランダコーヒーやマカダミアナッツが販売されていました。手作りのアクセサリーや服があって値段は少し高め。日本人の店員さんもいて、話を聞くと15時頃にはお店が閉まりだすので買い物をするなら早めの時間に来た方が良いそうです。
下着屋。可愛いデザインのものが多かったです。日本人には少しサイズが大きいかも。

German Tucker

マーケットの後はキュランダで超有名なホットドックのお店「ジャーマンタッカー」へ。本格的なソーセージが乗ったホットドックのお店で、さっそく入ってみることに。

中は明るくていい感じ。人気そうなやつをオーダーするとお兄さんがその場で焼いてくれます。

5分ほどで出来上がり。おいしそう(^^)

皮はパリっとしていて濃厚な味。上にのってるサワークラウトと合います。パンは水分少なめで少しパサっとしてるけどソーセージの肉汁とケチャップでちょうど良い感じでした。本当においしい。ここはいつかまた行きたいお店です。
値段は1個$6くらい。
Butterfly Sanctuary

次は「バタフライサンクチュアリ」へ。
オーストラリア最大の蝶鳥園で、しあわせの青いアゲハ「ユリシス」がいる所です。ユリシスを見ると幸せになれるらしく、気合いを入れて入ったのですがとにかく蝶がいっぱい。しかも大きい。
きれいなのですが昆虫が苦手な私は写真を撮る余裕がなく。こっちに飛んでくる蝶にぶつからないように静かによけていました(^^;
青い蝶は見れましたが、それがユリシスかどうかまでは分からずでした。頑張って写真撮ればよかった(>_<)
アーミーダック
次はアーミーダックに乗ります。
キュランダには水陸両用車アーミーダックツアーというのがあって、アーミーダックは元々第二次世界大戦時に軍事用として製造された車両だそうです。 それに乗って熱帯雨林の中を案内してくれるそう。
キュランダ村からバスでレインフォレステーション・ネイチャーパークまで移動します。バスに「RAINFORESTATION」と書いているのですぐ分かります。

20分ほどでレインフォレステーション・ネイチャーパークに到着。ここでは
- アーミーダック熱帯雨林ツアー
- パマギリ族による先住民文化体験
- コアラ & ワイルドライフパーク
という3つのアトラクションがあるのですが、私たちは人気のアーミーダックに乗ります。

水陸両用で走るというイメージがわかなくて、どんな感じのツアーなのか楽しみ(^^)
14時発なので出発時間まで少し観光。時間になったらいざ出発です。

出発したらすぐ熱帯雨林に突入でした。
道は舗装されていないので結構揺れるし、「この大きさの車でそこは曲がれないでしょ!」みたいな道をがんがん行きます。
道がめちゃくちゃ狭くて手を伸ばしたらすぐ届きそうなくらい木が近い。
が、 スティンギングツリーのような毒を持った植物もたくさんあるので絶対触らないようにと言われました。神経毒を持っていて触れると激痛らしいです。
しばらく走ると川が見えてきて、後ろから「Go!Go!」の声が。
そのままスピードを緩めず川へダイブ!さすが海外。

ここからは車から船に早変わり。なるほど。

いつワニが出てきてもおかしくないくらいの熱帯雨林です。あそこにカメがいるよーと教えてくれました。
川の流れが穏やかなので全く揺れず、天気が良かったのですごく気持ちいいです。しばらく川の中を進んだらまた陸に戻りました。

しばらくしたら元の出発地に到着。なかなかスリルがあって面白かったです。
ツアーの所要時間は45分ほどで$25。オージー英語なので聞き取るのが難しかったのが残念。しっかり聞き取れたらもっと面白いはず。
バスに乗って再びキュランダ村へ。
キュランダ鉄道
キュランダを満喫した後はあの有名なキュランダ鉄道でケアンズに戻ります。
キュランダ駅
駅がとにかく可愛い。いろんな植物が飾ってあります。

車内はゆったりと広く、内装はとてもクラシカル。

15時半になったら出発です。世界の車窓からのオープニングが頭の中から離れない笑
バロンフォールズ駅【絶景ポイント】
10分ほど走るとバロンフォールズ駅 に到着。10分間停車してくれるので、バロン滝を見に行きました。

スカイレールからも見えたバロン滝です。スカイレールと反対側から見ることになります。

キュランダ鉄道とバロン滝を一緒に撮影。先頭車両まで歩いてこの写真を撮りました。10分しかないので急いで戻ります。
しばらくはのどかな風景が続きました。

ヘアピンカーブ【絶景ポイント】
キュランダ駅を出発して約50分、列車がスピードダウンしました。あれ?と思って外を見ると、あの有名なヘアピンカーブです。

すごい。TVで見たことがある風景が目の前に。
右側にストーニー・クリーク滝が列車のすぐ横を流れています。列車のガタゴトという音と、滝の流れる音、鳥の鳴く音が聞こえていて、TVで見るよりも実物はもっと迫力がありました。

ここを通り過ぎたらまたスピードアップして進みます。
この後は遊び疲れと気持ちいい揺れでいつの間にか寝てしまいました。
ケアンズ駅
約1時間50分で到着。すごく優雅な旅でした。
途中、フレッシュウォーター駅に停まったみたいですが寝てて気づかず。見たかった(>_<)

ケアンズ

ようやく戻ってきました。
街に出るとこんなものを発見。東京まで5881kmみたいです。
The Wool Shed Char Grill & Saloon Bar【夜ごはん】
地元で人気のウールシッドで夜ご飯。混んでいたからか、韓国からの観光客と相席になりました。
超巨大でおいしい。

食べ終わったらWoolworths Cairnsで買い物。
さっき相席になった韓国人がいて、話しかけようと思ったらどこかに行ってしまいました。残念。

買い物が終わったらバスに乗って5km先のホテルへ向かいます。
パームロイヤルケアンズ【宿泊】
10分ほど移動したら宿泊ホテルに到着。パームロイヤルケアンズに2泊します。
外観とロビーはこんな感じ。

お部屋とベランダからの景色。

トイレとシャワー室。シャワーは固定式ですが、清潔感があっていい感じです。

買ってきたシャンパンで乾杯。
部屋で飲みながら1日中遊んだとは思えないほど大盛り上がりでした。
明日はいよいよグレートバリアリーフです。
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